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【2023/4/25発行】
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キューブメルマガ/第123号
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送信元:キューブ・インテグレーション株式会社
■目次■
1. 今月のコラム
2. 勉強会のご案内
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1. 今月のコラム
ストレスチェック集団分析結果の活かし方
~定性データとの合わせ技で職場の現状を浮き彫りにする方法~
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ストレスチェックの集団分析の結果をどう解釈して、どう組織改善につなげたらいいかよくわからないというお声を頂くことが
あります。
結果の解釈を困難にする要因の一つに、「データ上にズレ(矛盾)が見られる」ことが挙げられます。
皆さんは、以下のようなデータ上のズレに遭遇したことはないでしょうか。
・高ストレス者率は高いが、集団の健康リスクの数値には課題が見られない
・集団の健康リスクの数値は悪いが、高ストレス者率は低い
・現場で男女問わず一律の仕事の配分だが、データ上に男女差がみられる
データ上では見えない組織課題を確認するためには、定量データと定性データを統合して、考えていくことが有効です。
ストレスチェックの定量データのスコアは平均値であるため、おおよそ、組織の全貌を掴むことができるメリットがある一方、
組織課題が形成したプロセスや文脈は漠然とした仮説になってしまいます。
定性データからは、課題の背景、対象者の心理や性格など数字で表すことが難しい情報を得ることができるため、両方を
組み合わせることで、定量データから推測されていた仮説の裏付けができたり、見えていなかった課題について広げて分析
していくことが可能になります。
組織課題に応じて職場でよく使う定性データの取得方法は面談によるデータの収集です。
面談対象者については大まかに下記の2層が考えられます。
1.管理職層
組織の規模によって、階層毎に管理監督者がいますが、面談対象者を選定する際には注意が必要です。
例えば、ストレスチェックで「上司支援」の項目にリスクがあるとみられた場合、「上司」が具体的に誰を指しているのか注意
する必要があります。
該当部署の直属の上司か、上司の上司か、チームリーダーか、出向先の上司か、組織構成によって、複数人の上司がいる
場合やそもそも上司不在の場合もあります。
管理職との面談を通して、管理職目線で組織課題の把握ができるメリットがありますが、一方で、面談対象者として取り
上げられた管理職は組織からネガティブ評価をされたと受け止めやすくなり、マイナスの影響が生じてしまう可能性があること
にも留意する必要があります。
2.従業員層
規模が大きい集団の場合は、属性(例えば、年齢別、性別、職種別など)からランダムに面談対象者を選定すると良い
と考えられます。
規模が小さい集団であれば、全員面談をお勧めします。
例えば、ストレスチェックの「仕事の量的負担/コントロール」「上司支援」「同僚支援」といった項目に関して、オープンクエスチョン
の形で面談を行うことで、実際どのような状況なのかを集団の各メンバーからヒアリングすることができます。
従業員との面談を通して、詳細な実態が把握できるメリットがある一方で、個別の意見に引っ張られて偏った理解になって
しまわないように注意する必要があります。
「データ上にズレ(矛盾)が見られる」場合は、定量データと定性データを組み合わせることで、より客観的な視点を保つことが
でき、組織の現状を正確に把握することに繋がります。
一方、定性データの集め方や統合したデータの分析/解釈の仕方には注意点も多いため、専門家を活用することも1つの方法と
思われます。
(コラボレーター 張 磊 )
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2. 勉強会のご案内
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【テーマ】
ストレスチェック集団分析結果の活かし方
~定性データとの合わせ技で職場の現状を浮き彫りにする方法~
【概 要】
ストレスチェックの集団分析の結果をどう解釈して、どう組織改善につなげたらいいかよくわからないというお声を頂くことがあります。
結果の解釈を困難にする要因の一つに、「データ上にズレ(矛盾)が見られる」ことが挙げられます。
本勉強会では、データ上のズレへの具体的な対応方法について考えていきたいと思います。
【開催日時】2023年6月23日(金)15:30~17:00 (受付開始15:20)
【開催方法】Zoom
【定員】10名程度
【参加費】無料
【参加申込期限】2023年6月22日(木)17:30
【参加にあたってのお願い】
・本オンラインセミナーでは、Zoomを使用します。
・少人数セミナーとなっており、意見交換なども行いますので、
双方向でのやり取りが可能な状態でのご参加をお願いします。
・ログイン時には、氏名が分かる表記をお願いします。
・弊社内の教育目的で研修は録画させて頂きます。(弊社外に開示することは御座いません)
参加を希望される方は、
info@cubeintegration.com に下記項目と併せてご連絡ください。
・御社名
・お名前
・所属部署/役職
・ご連絡先(メールアドレス)
・セミナー名 または 希望相談枠
ご参加お待ちしております。
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