メルマガバックナンバー【Vol.107】(2021年12月23日発行)

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【2021/12/23発行】

 

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             キューブメルマガ/第107号

 

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送信元:キューブ・インテグレーション株式会社

 

■目次■

1. 今月のコラム

2. 勉強会のご案内

3. CUBE NEWS

 

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1. 今月のコラム

「セクハラ対応:ジェンダー意識への気づきと行動変容」

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ここ数年、企業のセクハラ対策が進む一方で、

「早期発見され、セクハラ行為者に指導を行ったが、その後も同様の発言があり困っている」

「セクハラを意識するあまりコミュニケーションが減り、職場に活気がない」

と、困っている職場もあるようです。

 

これらの課題にはセクハラ後の指導に加え、行為者のジェンダー意識への働きかけや、新たに

適切な行動を獲得するためのアプローチが有効と考えます。

 

まず、「セクハラ行為者に指導が行われたものの、同様の言動が見られる」場合には、行為者

の性役割意識にアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が影響している可能性があります。

例えば、『男性は強くあるべきだ』『女性は家庭を優先すべきだ』というような思い込みがそ

れに当たります。性役割意識に無意識であるがゆえに、セクハラと指摘された言動についても

悪気がなく、改善が難しいことが多いようです。

アンコンシャス・バイアスは、自分自身ではなかなか気づかないため、対話の中で気づきが得

られるよう促し、結果として言動の変化へとつなげます。

 

次に「セクハラを意識しすぎて職場でのコミュニケーションが減る」場合には、行為者の行動

が消極的となり、コミュニケーション不足から業務への支障が生じたり、チームとしてのパフ

ォーマンスが低下したりすることが懸念されます。

そのため、不適切なコミュニケーションを放棄するだけでなく適切なコミュニケーションを新

たに獲得し強化できるよう、好ましい言動にはポジティブなフィードバックを受け、そうでな

い言動はどのように改善するとよいかを他者と一緒に考えられるような対話型のサポートがあ

るとよいでしょう。

 

いずれの場合においても、他者からの客観的なアセスメントとフィードバックが必要であり、

改善が見込まれる方法について仮説を立てた上で対応し、必要に応じて仮説の見直しやそれに

基づく対応方法をアレンジするといった、見通しを持った対応が役立ちます。

また、好ましい行動を身に付けていく途中の段階では、行為者のコミュニケーションの変化に

対し、周囲からネガティブな反応が出ることもあり、行為者がくじけそうになることも少なく

ありません。好ましい行動が違和感なく実践でき、周囲にも受け入れられる段階に至るまで、

継続的なサポートが求められます。

 

                          (コラボレーター 笠作鮎美)

 

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2. 勉強会のご案内

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【テーマ】

セクハラ再発予防 ~行為者(加害者)に行動変容を促すアプローチ~

 

【概 要】

・セクハラを含むジェンダーハラスメントが生じる要因

 =アンコンシャス・バイアスについて

行為者が適切な行動様式を獲得するためのアプローチ

包括的かつ効果的なハラスメント対策とは

 

【開催日時】2022年2月1日(火)15:30~17:00 (受付開始15:20)

【開催方法】Zoom

【定員】10名程度

【参加費】無料

【参加申込期限】2022年1月31日(月)17:30

【参加にあたってのお願い】

 ・本オンラインセミナーでは、Zoomを使用します。

 ・少人数セミナーとなっており、意見交換なども行いますので、

  企業名および日頃の業務でお困りのことについての共有をお願いします。

 ・ログイン時には、氏名が分かる表記をお願いします。

 ・弊社内の教育目的で研修は録画させて頂きます。(弊社外に開示することは御座いません)

 

参加を希望される方は、info@cubeintegration.comに下記項目と併せてご連絡ください。

・御社名

・お名前

・所属部署/役職

・ご連絡先(メールアドレス)

・セミナー名 または希望相談枠

 

ご参加お待ちしております。

 

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3. 【CUBE NEWS】

  日本精神衛生学会 第37回で当社中田貴晃が共同発表した演題が優秀賞を受賞しました

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日本精神衛生学会 第37回~豊かな虚の世界を求めて~

一般演題(ポスター発表)で当社中田貴晃が共同発表した演題が優秀賞を受賞しました。

 

【演題】心理職による被災地支援の方法についての探索的研究 ―面接調査の結果から―

 

【発表者】

 齋藤 和樹(日本赤十字秋田看護大学)

 吉村 仁(福岡県・市スクールカウンセラー)

 中田 貴晃(キューブ・インテグレーション㈱)

 

【趣旨】

 心理職が被災地で行う心理社会的支援のモデルについては未だ発展途上にある。

 本研究では、被災地支援に参加した臨床心理士にインタビュー調査を行い、

 現場での具体的活動や生じた課題などを集約し、被災地における支援のあり方について考察を行った。

 

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