第131回日本心身医学会関東地方会(会期:2020年2月8日~9日)で開催された
産業医教育研修「産業医活動における精神障害者雇用の拡大」」で、
当社の諏訪裕子が講師として登壇しました。
テーマ:「精神障害者の『働き方』改革-公認心理師の立場から」
-2018年4月の精神障害者の義務化によって、民間企業における法定雇用率が2.2%へと引き上げられ、今後更なる精神障害者雇用の拡充が見込まれる。
₋企業としては、精神障害者雇用の運用体制を早めに整えなければならないが、身体障害・知的障害の雇用と比べ、難航している。
₋特に、障害者雇用の場合は、安全配慮に加えて合理的配慮が強調される一方で、失敗が生じたメカニズムや予防のための方法の情報提供が少ないため、企業の不安を煽る結果となっている。
₋当日は、障害者雇用の歴史的背景や国の制度を踏まえ、社会や企業が捉える障害者雇用に触れながら、企業の障害者雇用支援を行う公認心理師の立場から、これからの精神障害者雇用の課題と支援について概説した。