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お送りしています。
今後、キューブ・ インテグレーション株式会社からのメールマガジンがご不要の方は 、
本メールの末尾のアドレスまでお問い合わせください。
【2019/6/28発行】
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キューブメルマガ/第78号
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復職時の服薬の重要性について
送信元:キューブ・インテグレーション株式会社
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■目次■
______________________________ _______
1.【CUBE NEWS】
2. 今月のコラム
______________________________ _______
1.【CUBE NEWS】
______________________________
Ⅰ.この度、企業の人事担当者の皆様にお集まりいただき、 以下の個別相談会を開催する
ことといたしました。
【東京◆障がい者雇用◆無料個別相談】
「速やかに、自社の雇用率を上げたい」人事責任者の方へ
自社の障がい者雇用を促進させたいと考えている、 人事責任者向けの無料個別相談会です。
個別相談の時間帯は、13~17時の間(最大2時間程)で、 ご相談に応じます。
詳細はhttp://www.cubeintegration. com/ニュース/勉強会/ にてご覧ください。
【開催日時】
2019年7月8日(月) 13:00 ~ 17:00
参加を希望される方は、info@ cubeintegration.comに下記項目と併せてご返 信ください。
・御社名
・お名前
・ご連絡先
・希望相談時間(相談の時間帯のご希望(例:14時~16時) を記載してください。)
Ⅱ.
日本外来精神医療学会誌(2019年6月(第19巻 第2号))
に当社の笠作鮎美の執筆文章が掲載されました。
【タイトル】
仕事と介護の両立に向けて
―中高年男性の介護離職を防ぐためにできること―
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今後、キューブ・
本メールの末尾のアドレスまでお問い合わせください。
【2019/6/28発行】
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キューブメルマガ/第78号
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復職時の服薬の重要性について
送信元:キューブ・インテグレーション株式会社
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■目次■
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1.【CUBE NEWS】
2. 今月のコラム
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1.【CUBE NEWS】
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Ⅰ.この度、企業の人事担当者の皆様にお集まりいただき、
ことといたしました。
【東京◆障がい者雇用◆無料個別相談】
「速やかに、自社の雇用率を上げたい」人事責任者の方へ
自社の障がい者雇用を促進させたいと考えている、
個別相談の時間帯は、13~17時の間(最大2時間程)で、
詳細はhttp://www.cubeintegration.
【開催日時】
2019年7月8日(月) 13:00 ~ 17:00
参加を希望される方は、info@
・御社名
・お名前
・ご連絡先
・希望相談時間(相談の時間帯のご希望(例:14時~16時)
Ⅱ.
日本外来精神医療学会誌(2019年6月(第19巻 第2号))
に当社の笠作鮎美の執筆文章が掲載されました。
【タイトル】
仕事と介護の両立に向けて
―中高年男性の介護離職を防ぐためにできること―
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2. 今月のコラム
「復職時の服薬の重要性について」
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今回は、 メンタル疾患の服薬の重要性についてお伝えしたいと思います。
まず、メンタル疾患の治療における薬物療法の目的には「 症状改善」と「再発予防」の
2つがあります。
第一の目的は、「症状改善」です。 メンタル疾患の症状として出やすい、不安・緊張、
抑うつ、不眠などに対して、抗不安薬、抗うつ薬、 睡眠導入剤などを使用して、症状を
改善していきます。誰しも、不安や緊張を感じたり、 気分が沈み鬱々としたり、睡眠が
上手く取れなくなったりすることは、あるかと思います。例えば、 頭では不安を受け止
めて対処していくことが大事だとわかっていても、 実際に強い不安感に圧倒され、対処
が上手く行かないこともあるかもしれません。そのような時に、 薬によって不安や緊張
を緩和していくと、物事の対処を考えるゆとりが生まれたり、 問題点を見直せるように
なったりします。
第二の目的は、症状が安定した後の「再発予防」です。 メンタル疾患の多くは再発しや
すいと言われており、 使用される薬には症状を改善する作用だけでなく、再発を予防す
る作用もあります。一見すると、 状態が安定しているように見えても、(特に復職後半
年ぐらいの時期は)様々なことで、 再び体調を崩す可能性があります。一定のレベルに
状態が回復してから復職させるという前提には立つものの、 メンタル疾患の方は体調や
気分の変調が起こりやすく、再発のリスクも高いため、 不用意な薬の中断が再発につな
がってしまう可能性は考えておかなければなりません。
次に服薬の状況ですが、主治医の指示通り服薬する人もいれば、 服薬にためらいや抵抗
を示し、自己判断で服薬を調整したり、 中断したりする人もいます。再発予防の観点か
ら、 しばらく症状が安定した後も服薬を継続するよう主治医から指示が 出ているにも関
わらず服薬していない人もいます。 メンタル疾患の治療メカニズム(脳内神経伝達物質
のバランスの乱れを薬によって整えることで症状を改善している) への理解が乏しい、
薬に頼らずに気持ちで乗り切りたい等の理由から、 復職を機に服薬を中断してしまうケ
ースもあります。そのような時、 薬に対する認識を話し合うことで、問題点を把握でき
る場合があります。
服薬を続けているということは「いつまでも薬に頼っている」 という復職への不安要素
などではなく、「生活/就労を安定させるために、 今の自分に必要な薬と理解した上で
服薬している」という、 むしろセルフケアの意識の表れであると言えます。
復職時に服薬なしの状態になっている人の方が少なく、 ほとんどの人が服薬を継続した
状態で復職するのが現状なのです。本人や上司に、 服薬に対するためらいや抵抗がある
場合、服薬の中断が起きやすく、再発につながることがあります。 そのため、服薬を含
めた治療方針について主治医としっかり話ができるよう促して、 治療方針や服薬につい
て本人が理解を深めてくことが大切です。
人事の皆様は、 メンタル疾患を抱える従業員の方とコンタクトを取る機会も多いか と思
います。本人に治療や服薬の状況を確認する際に、 以上のような観点で関わっていただ
くと、復職後のスムーズな職場適応につながると考えます。
(コラボレーター 長尾 文子)
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「復職時の服薬の重要性について」
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今回は、
まず、メンタル疾患の治療における薬物療法の目的には「
2つがあります。
第一の目的は、「症状改善」です。
抑うつ、不眠などに対して、抗不安薬、抗うつ薬、
改善していきます。誰しも、不安や緊張を感じたり、
上手く取れなくなったりすることは、あるかと思います。例えば、
めて対処していくことが大事だとわかっていても、
が上手く行かないこともあるかもしれません。そのような時に、
を緩和していくと、物事の対処を考えるゆとりが生まれたり、
なったりします。
第二の目的は、症状が安定した後の「再発予防」です。
すいと言われており、
る作用もあります。一見すると、
年ぐらいの時期は)様々なことで、
状態が回復してから復職させるという前提には立つものの、
気分の変調が起こりやすく、再発のリスクも高いため、
がってしまう可能性は考えておかなければなりません。
次に服薬の状況ですが、主治医の指示通り服薬する人もいれば、
を示し、自己判断で服薬を調整したり、
ら、
わらず服薬していない人もいます。
のバランスの乱れを薬によって整えることで症状を改善している)
薬に頼らずに気持ちで乗り切りたい等の理由から、
ースもあります。そのような時、
る場合があります。
服薬を続けているということは「いつまでも薬に頼っている」
などではなく、「生活/就労を安定させるために、
服薬している」という、
復職時に服薬なしの状態になっている人の方が少なく、
状態で復職するのが現状なのです。本人や上司に、
場合、服薬の中断が起きやすく、再発につながることがあります。
めた治療方針について主治医としっかり話ができるよう促して、
て本人が理解を深めてくことが大切です。
人事の皆様は、
います。本人に治療や服薬の状況を確認する際に、
くと、復職後のスムーズな職場適応につながると考えます。
(コラボレーター 長尾 文子)
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