日本外来精神医療学会誌「外来精神医療」 第18巻 第2号 (2018年6月20日発行)に
当社隅谷理子の執筆文が投稿されました。
特集 アウトリーチと多職種連携
投稿文:「企業の就労支援-職場復帰支援におけるコラボレーションの視点から」
主な内容:
筆者は、企業のメンタルヘルス活動において、事業場外資源によるケアの立場で支援をしています。
組織に必要なメンタルヘルス活動を、企業が自発的におこなえるように、筆者はこれまで様々な組
織の人事部へ定期訪問支援を行ってきました。特に第三次予防にあたる休職・復職に関する支援に
おいては、人事として外部の支援を得る動機づけが高まり、外部の専門家が組織に介入する良い機
会となります。
本稿では、
①求められる連携とは―コラボレーションのすすめ
②コラボレーションを促すためのシステムズアプローチ
③職場復帰支援事例
④コラボレーションにおける効果
⑤各支援者が専門家のアイデンティティをもちかかわること など、
組織での協働支援の在り方について論じました。