メルマガバックナンバー【Vol.62】(2018年1月26日発行)

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【2018/01/26発行】
 
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                  キューブメルマガ/第62号
 
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企業支援の視点から考える、精神障がい者の定着支援の試み(前編
送信元:キューブ・インテグレーション株式会社
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■目次■
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 1.【CUBE NEWS】
 2. 今月のコラム
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1.【CUBE NEWS】
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この度、企業の人事担当者の皆様にお集まりいただき、以下の定期勉強会及び個別
相談会を開催することといたしました。
  
1.
【テーマ】 人事責任者/担当者向け メンタルヘルス対応困難ケース 個別相談会
【開催日時】2018年2月9日(金)相談枠:①15:30~16:30 ②16:30~17:30
 
2. 
【テーマ】メンタル不調 対応困難ケース 問題解決セミナー 
                  ~「会社としてどこまで対応すべきか」根拠に基づいた決断をするために~  
【開催日時】2018年2月16日(金)15:30~17:00 (受付開始15:10)   
 
詳細はhttp://www.cubeintegration.com/ニュース/勉強会/ にてご覧ください。 
 
参加を希望される方は、info@cubeintegration.comに下記項目と併せてご返信ください。
 ・御社名 
・お名前 
・ご連絡先 
・セミナー名、または相談枠 
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2. 今月のコラム
「企業支援の視点から考える、精神障がい者の定着支援の試み」(前編)
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平成29年8月27日、一般社団法人 日本産業カウンセリング学会の主催する「日本産業
カウンセリング学会 第22回大会」が開催され、弊社の諏訪裕子、中田貴晃、廣川進が
「企業支援の視点から考える、精神障がい者の定着支援の試み-産業領域における心
理士の役割-」というテーマで、実践発表を行いました。メルマガコラムでは、今回
と次回の2回にわたり、その発表内容を簡単にご紹介いたします。
 
「障害者の雇用の促進等に関する法律(通称、障害者雇用促進法)」の改正により、
平成30 年4月より、障害者の法定雇用率が現行の2%から2.2%(平成32年度末までに
2.3%)に引き上げられることが決定され、企業の障がい者雇用状況は、この数年で
変革していくことが予想されます。
 
また、厚生労働省が平成28年2月に公表した「事業場における治療と職業生活の両立
支援のためのガイドライン」においては、両立支援の留意事項として、メンタルヘル
ス面への配慮が挙げられています。労働者のメンタルヘルス不調等の状態を把握し、
治療の継続や就業に影響があると考えられる場合には、産業保健スタッフ等と連携す
るなどして、適切な配慮を行うことが望ましいとあります。
 
しかしながら、企業における現状と課題としては、治療と職業生活の両立支援の取組
状況は事業場によって様々であり、支援方法や産業保健スタッフ・医療機関との連携
について悩む、企業の担当者も少なくありません。
 
今後、企業における障がい者雇用では、精神障がい者の就労が増えていき、且つ、障が
いや疾病に対する状態の把握、治療と職業生活の両立支援を目指すことが企業に求めら
れるため、今回の発表では、当社において実施した精神障がい者の職場定着支援プログ
ラムの事例から、企業支援の工夫について報告し、今後の精神障がい者の雇用支援にお
ける課題と心理士の役割について考察を行いました。
 
障がい者雇用では、「身体の機能障害」「精神疾患」「心身の不調」等が複数混在して
いることにより、職場のパフォーマンス低下の要因となる障がいや疾病を特定させるこ
とが困難な事例があります。
 
加えて、パフォーマンス不良が、元来の知的発達水準や性格傾向の影響をどのぐらい受
けているのか判断することが難しく、現場管理職・人事・産業保健スタッフ・主治医等、
関係者の共通認識を持つことに難航する場合があります。
 
複数の要因が混在するケース、関係者間で共通認識が持ちにくいケースでは、対応の方
向性(職場環境を調整する、医療受診を促す、業務指導を行う等)が決められず、事態
が悪化し、離職する可能性も高まります。
 
次回のメルマガコラム「企業支援の視点から考える、精神障がい者の定着支援の試み
(後編)」では、職場定着支援における企業支援の工夫についてご紹介いたします。
 
 
【参考文献】
厚生労働省「事業所における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」2016
 
 
(シニアコラボレーター 諏訪裕子)
 
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