メルマガバックナンバー【Vol.59】(2017年10月26日発行)

このメールマガジンは、以前弊社のメンバーが名刺を交換させていただいた皆様に
お送りしています。
今後、キューブ・インテグレーション株式会社からのメールマガジンがご不要の方は、
本メールの末尾のアドレスまでお問い合わせください。
【2017/10/26発行】
□■-------------------------------------------------------------------------------------------------------□■
          キューブメルマガ/第59号
□■-------------------------------------------------------------------------------------------------------□■
「復職はまだ認められない」と言うために必要なこと
送信元:キューブ・インテグレーション株式会社
_____________________________________
■目次■
_____________________________________
 1.【CUBE NEWS】
 2. 今月のコラム
_____________________________________
1.【CUBE NEWS】
_____________________________________
1.
平成29年11月14日(火)、「日本の人事部 2017秋 HRカンファレンス」において、
弊社シニアコラボレーター竹内宏樹がワークショップ講師を務めます。 
・日時:平成29年11月14日(火)16:00~18:00    
・プログラム名: 
「労務トラブルを解決に導く! 健康経営のためのメンタルヘルス対策実例講座」
詳細及び参加申し込み:https://goo.gl/4FfXNW 

(定員になり次第締切ります。どうぞお早目にお申込みください)

2.この度、企業の人事担当者の皆様にお集まりいただき、以下の定期勉強会
及び個別相談会を開催することといたしました。  
① 
【テーマ】人事責任者/担当者向け メンタルヘルス対応困難ケース 個別相談会 
【開催日時】2017年11月17日(金)相談枠:①15:30~16:30 ②16:30~17:30 
【テーマ】メンタル不調 対応困難ケース 問題解決セミナー  
     ~もう同じことを繰り返さないために必要なこと~ 
【開催日時】2017年11月24日(金)15:30~17:00 (受付開始15:10)   
詳細はhttp://www.cubeintegration.com/ニュース/勉強会/ にてご覧ください。
 
参加を希望される方は、info@cubeintegration.comに下記項目と併せてご返信ください。 
・御社名 
・お名前 
・ご連絡先 
・セミナー名、または相談枠 
_____________________________________
2. 今月のコラム「「復職はまだ認められない」と言うために必要なこと」
_____________________________________
人事:「復職可の診断書を持ってきてもらったけど、今会社では2回以上休職した
人にはリワークに通ってもらうことにしている。あなたは3回目の休職だから今回
は復職の前にリワークに通ってほしい。主治医にもそのように伝えてもらえるかな。」
休職者:「今は体調も回復して、毎日元気に過ごせています。夜も眠れるようにな
りましたし、気分も安定しています。むしろやることがなくて暇なくらいです。前
回までと同じように少し職場でリハビリすれば復帰できます。」
人事:「まあ、そんなに焦らないで。体調回復しているのならリワークに通ってか
ら復職しても遅くないよ。」
休職者:「リワークに行くのはイヤです。リワークに行くと数か月は復職が遅くな
ると聞いています。それでは経済的に厳しいんです。すぐに復職させてください、
お願いします!」
休職者からこのように懇願された場合、あなたはそれでも「リワークに行かないな
ら、復職は認められない」とハッキリ言えるでしょうか。
このような押し問答の末に結局こちらが折れて、当初の計画とは違う“リワークなし
での復職”を認めてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
ほとんどの休職者は体調が安定してくると「一刻も早く復職したい」と主張してく
るものです。中には上記の例のように経済的な問題を持ち出したり、親の介護等の
プライベートな問題を持ち出したりして情に訴えてくる人もいます
このような相手に対して「No」を伝えるのは、人事としても非常にストレスです。
まるで自分が何か悪いことを言っているような気持にすらなります
しかし、このようなときに安易に「Yes」と言ってしまったことで、結果的に双方が
不利益を被るという事態はしばしば起こります。目先の状況に流されず、ハッキリと
「No」を言うために必要なのは、“知識”と“納得”です。
まず“知識”とは、病気に関する基本的な知識や休復職までの流れについての知識です。
例えば、休職者が「すぐに復職させてほしい」と訴えてきたときに、これを「復職の
意欲がある」と捉えるか、「病気の症状としてよく見られる“焦り”である」と捉えるか
で見える風景はまったく違ってきます。
次に“納得”とは、会社側の対応についての上司や人事の納得です
実際に休復職に対応する上司や人事には、“なぜそれをする必要があるのか”を深いレベ
ルで納得していることが必要です。
例えば、復職に際して会社側がリワーク通所を求めるのであれば、上司や人事は“なぜ
リワークに通う必要があるのか”を自分自身が深いレベルで納得していなければいけま
せん。
「会社はリワークに通えと言っているけど、もし自分がその立場になったらリワーク
なんて行きたくないし、自分も同じように抵抗するだろうな」と思っているようでは
上手くいかない、ということです。
営業の世界では「自分が欲しいと思えないものは売れない。自分が本当に欲しいと思
うようなものは黙っていても売れる」とよく言われます。これは人事対応でもまった
く同じなのです。
“復職のためにはリワークに行くことが重要だ”と上司や人事が心から納得していれば、
意外と休職者は黙って指示に従うものなのです。
そういう意味では、休職者と“押し問答”になっている時点で、こちら側の納得感が足
りていない、とも言えるのかもしれません。
もしご自身だけではどうしても対応の必要性について納得できない場合には、ぜひ弊
社の担当までご質問ください。弊社担当が今まで経験した事例に基づき「なぜその対
応が必要なのか」をご説明させていただきます。
(シニアコラボレーター 島倉 大)
================================================================
●配信停止/登録に関するお問い合わせ info@cubeintegration.com 
●編集:キューブ・インテグレーション株式会社
●ホームページ http://www.cubeintegration.com/
●本メールは等幅フォントで最適にご覧頂けます。
●本メールマガジンの記事の無断転載を禁じます。
 Copyright(C) 2017 Cube Integration Co., Ltd. All Rights Reserved.
================================================================