メルマガバックナンバー【Vol.51】(2017年2月24日発行)

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【2017/02/24発行】
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          キューブメルマガ/第51号


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復職時の業務負荷のかけ方【後編】
送信元:キューブ・インテグレーション株式会社
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■目次■
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 1.【CUBE NEWS】

 2. 今月のコラム

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1.【CUBE NEWS】

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Ⅰ.
第128回日本心身医学会関東地方会(会期:2017年1月28日~29日)で開催された
シンポジウム「発達障害を抱える労働者への対応をめぐって」で、当社の中田貴晃
がシンポジストとして登壇しました。 

Ⅱ.
この度、企業の人事担当者の皆様にお集まりいただき、以下の定期勉強会及び
個別相談会を開催することといたしました。

1.
 【テーマ】精神障がい者の就労上の特性と持続的就労につながる合理的配慮のポイント
 【開催日時】2017年3月10日(金)15:30~17:00 (受付開始15:10)

2.
【テーマ】メンタル不調 対応困難ケース 問題解決セミナー
            ~もう同じことを繰り返さないために必要なこと~
【開催日時】2017年3月17日(金)15:30~17:00 (受付開始15:10)

3.
【テーマ】人事担当者・現場責任者向け 中国人従業員 対応困難ケース 個別相談会
【開催日時】2017年3月24日(金)
               相談枠:①15:30~16:15 ②16:30~17:15 ③17:30~18:15

 

詳細はhttp://www.cubeintegration.com/ニュース/勉強会/ にてご覧ください。

参加を希望される方は、info@cubeintegration.comに下記項目と併せてご返信ください。
・御社名
・お名前
・ご連絡先
・セミナー名
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2. 今月のコラム「復職時の業務負荷のかけ方【後編】」
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先月のコラムでは、復職後の業務負荷のかけ方について、
復職前から計画的に考えておく必要があること、
仕事を量的なものと質的なものとに分類してレベルアップさせることをお伝えしました。


仕事の「量」とは、定常的な仕事で、進める上で判断や複雑なコミュニケーションを
必要としないもの、
仕事の「質」とは、判断を要する状況対応的(不確実性のある)な業務や、
人との対応が複雑化するものを示します。
レベルアップの順番において重要なのは、
「質少→質多」の過程を必ず経るということです。
状況判断力や周囲とのコミュニケーション力が必要となる質的業務をこなすことは、
復職者にとって大きな関門となることが多く、
このレベルアップの段階において、不安や緊張を話される方が多いです。
「質少」の段階において、ある程度成功体験をし、
上長からのフィードバックを受けて自信を持って「質多」に進むことが
復職を成功させるポイントの一つとなります。
また、レベルアップの順番と並んで、レベルアップさせるタイミングも重要です。
復職後のフォロー面談でお話を伺っていると、
復職後数ヶ月間にわたって「量少」のまま過ごしており、
病状も低調という復職者にお会いすることがあります。

復職後、本人の回復度合いにやはり問題があるようであれば、
再休職の判断も含めて考えなければいけないかもしれませんが、
そうでなければ、的確なタイミングで仕事をレベルアップさせる必要があります。

無為に過ごしてしまう期間が長く続くと、自信をなくし、
徐々にモチベーションや仕事観も失って行くという悪循環に陥ってしまうためです。
仕事をレベルアップさせる際には、
以下の条件に当てはまっているか否かを判断基準とします。※
—論理的な思考による発言ができること
—他者との連携ができること
—アウトプットが仕事として評価できること
—複数の仕事をメリハリをつけて処理できること
復職後、1ヶ月間程は「勤務記録表」や週報などを復職者につけてもらい、
体調や作業内容等を上長が確認しながら、
レベルアップをはかっていくというのもよいでしょう。

復職者自身、自分の体調や業務パフォーマンスをモニタリングしていくことは
再発防止のためにとても意味のあることですし、
記録表をやりとりすることは、
復職者と上長がコミュニケーションを図る機会作りにもなります。

※【参考文献】
小沼美智子:「メンタル不調者の回復期における仕事配分の適性化
日本労務学会第40回全国大会研究報告, 2010


(シニアコラボレーター 佐川由紀)


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